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私たちには夢がある

取締役副社長 亀井 貴久美

設立したきっかけを教えて下さい。

もともと私はカーブス4店舗と飲食店5店舗を経営する、株式会社ステラへ2006年に入社しました。ところが色々な事情が重なってしまい、2007年、当時の社長にステラを廃業することを決意したと告げられました。そのとき私は、カーブス4店舗のマネージャーをしていましたが、カーブス事業は会員数も集まっておらず赤字が続いている状態。ただ、ご自身や家族のために健康でいたいからとカーブスに通っていらっしゃるお客様のことを考えると「絶対にカーブスをなくすわけにはいかない」という想いでいっぱいになり、「続けさせてほしい」と何度も社長に直談判しました。が、くつがえることはなく、社長に新しいカーブスオーナーを探すように言われる展開に。上手くいかず奮闘する中、「一緒にやろう」と声をかけてくれたのが当時運営本部の部長を務めていた橋野でした(現社長)。

そして一緒にステラを引き受けさせていただけることになり、愛着のあるステラという名前を残し、2008年にステラ株式会社を設立。カーブス4店舗だけでなく、黒字だった居酒屋1店舗の譲渡を受けました。当時のスタッフに「お給料も下がるしボーナスも出せない。それでも一緒に来たいと思ってくれる子はついて来てほしい」と伝えたところ、全員が残ってくれたんです。お客様を守りたいという気持ちは皆一緒だったんですね。本当にありがたかったです。

岡山の女性の健康を変えていけるのは自分たちしかいない。私たちには目指すべき夢があるんだと強く信じ、自分の全てをかけて真剣に経営に向き合いました。新店舗の出店にチャレンジし続ける等、一致団結して取り組み続けることで次第に経営も安定していきました。

沢山の女性が健康になっていかれる姿を見る度、「当初の夢が叶っていっている」と嬉しくなります。

ステラで「働く」とはどういうことだと思いますか。

誰かと仕事をする以上、人との関わり方に悩むことがあると思います。ですが、それは働いているときだけでなく、あらゆる場面でも言えること。例えば、友達同士や慣れない環境でのコミュニケーションはどうでしょうか。
実際に私も、物事が上手くいかなくなる度に「私は悪くない、相手のせいだ」と腹を立てていた経験がありましたが、ステラで過去と他人は変えられないということを学んでからは、まずどうすれば良かったのかを考え、自分自身を変えることに意識を傾けるようになりました。そうすることで、腹を立てず相手を受け入れられるようになったんです。

ステラは「柔軟な考え方を身につける練習の場」です。これからも社会や人との関わり方を大切にできる人材を育てていきたいですし、ここで働くことが、スタッフ自身の人柄や人望を高めることに繋がると良いなと思っています。「感謝」を大切にすること、そしてどのようにすれば周りの人々が幸せになるかを考えることが、結局は自身を幸せにすることに繋がるんです。夢を叶えるために自分を更に良い方向へ変えていってほしいですね。

求職者へ伝えたいことはありますか。

「自身で成長したいと思っている人」もしくは「成長させたいと思わせてくれる人」かどうかというところは、採用する際よく見ているように思います。どのような人にも、1つや2つ苦手なことはあるはずです。ただその苦手なことができるようになれば、きっと大きな自信に繋がるでしょう。伸び代がある人や、なんとかしてあげたいと思わせる力がある人ってとても素敵だなと思いますよ。

ステラは、「成長」と真剣に向き合う会社です。だからこそ、普段人から言われないような厳しいことも私や先輩から言われることがあるかもしれません。ただ第一に、貰ったアドバイスを素直に受け入れられる人やプライドが折れても立ち向かえる人でないと成長は難しいと思います。
愛のある厳しさの中で、一緒に成長していけると嬉しいです。